膣内の環境による産み分け

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膣内の環境によって変わる性別の秘密

 

前項では性別を決めるのは男性の精子が持つ「X染色体」、

もしくは「Y染色体」のどちらが卵子と結びつくかによって決まると解説しました。

 

では、どのような条件のもとX、およびY染色体が卵子と結びつくのでしょうか。

 

そして、その答えが性別の産み分け方法の鍵となります。

 

性別が決まるのは偶然ではない

 

男女どちらが産まれる確率は簡単に言えば50パーセントです。

 

しかし、
産み分け法によってこの確率を若干偏らせることができるのです。

 

卵子と出会う精子がX染色体なのか、Y染色体なのかは決して偶然によって決まるわけではありません。
ある一定の環境によって左右されます。

 

その環境とは、「女性の膣内の性質」です。
性質とは「酸性」、もしくは「アルカリ性」を指します。

 

女性の膣内は細菌から身を守るために、
殺傷力がある酸性に保たれています。

 

そして、「酸性に強い染色体はX染色体」なのです。
X染色体はご紹介したように女の子が産まれる染色体ですね。

 

一方「アルカリ性に強い染色体はY染色体」となります。
Y染色体は男の子が産まれる染色体です。

 

普段は酸性に保たれている膣内ですが、何かしらの作用を働きかけてアルカリ性にすると、
男の子が生まれやすくなります。

 

X染色体とY染色体の秘密

 

上記の説明を読むと、「女性の膣は普段は酸性に保たれているのだから、一般的には酸性に強いX染色体が生き残り、女の子が産まれるのではないか」という疑問が湧いてきます。

 

確かに理論的には正しいのですが、射精時に何億と飛び出すXY精子の数の割合が異なるのです。

 

「X染色体は、Y染色体の半分しかない」のです。
酸性に耐性を持つX染色体ですが、数が少なければ生き残る確率も卵子に出会う確率も低くなります。

 

Y染色体の多くは膣内入口で酸性にやられて死滅してしまいますが、数が多いのでそのうちのいくらかは膣内に飛び込み、卵子に出会うことができるのです。

 

また、受精卵は一回の排卵日で一つしか作ることができません。
つまり、早い者勝ちなのです。そこで起きるのが「X染色体とY染色体が卵子を探し当てる競争」です。
これにはY染色体が有利に働きます。「Y染色体はX染色体よりもスピードが速い」のです。

 

しかし、精子には寿命があります。膣内で寿命が尽きてしまうと死滅してしまいます。
「X染色体はY染色体よりも寿命が長い」です。
つまりX染色体の方がY染色体よりも長く卵子を探すことができると言えます。

 

染色体の特徴と欠点をまとめよう

 

このようにX染色体とY染色体にはそれぞれ特徴、欠点があります。
それを少しまとめてみましょう。

 

X染色体(女の子が産まれる)

 

特徴

  • 膣内に分泌されている酸性に強い
  • 寿命が長い

 

欠点

  • 数が少ない
  • スピードが遅い

 

Y染色体

 

特徴

  • 数が多い
  • スピードが速い

 

欠点

  • 寿命が短い
  • 酸性に弱い

 

このように、特徴、欠点ともに五分五分ですね。
これが「男の子か女の子かどちらか産まれるかは五分五分」の理由となります。

 

そして、産み分け方法とは上記の欠点を補ったり、精子、膣内の環境を変化させたりして、男の子が生まれやすい環境、女の子が生まれやすい環境のどちらかに偏らせることを意味するのです。