人工授精とパーコール方で産み分け

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人工授精、パーコール法が有効

 

人工授精とは精液を体外に取り出し、妊娠できる活発な精子を選び、

再び女性の膣内に戻して自然妊娠させる方法のことをいいます。

 

もしこの精子を選ぶ際に、

女の子を妊娠するX染色体を選べば100パーセント女の子を妊娠することができます。

 

その産み分け方法として期待が高まったのが「パーコール法」と呼ばれる産み分け方法です。

 

パーコール法の原理

 

 

体外に取り出した精子をパーコール液と呼ばれる液体に浸し、
数層からなる遠心分離機にかけると、

 

女の子を妊娠するX染色体と男の子を妊娠するY染色体とを区別できるのです。

 

これはX染色体とY染色体の質量の違いを利用した方法で、
X染色体はY染色体よりも質量が重いため、遠心分離機にかけると沈むと言われています。

 

これによってX染色体のみを採取することができる
というのがパーコール法です。

 

パーコール法でも100パーセントの産み分けはできない

 

上記方法を使えば確実に女の子を産むことができると最初は考えられていました。
しかし、安全上、衛生上の理由からパーコール法は2006年まで禁止されていました。

 

また、何よりも、

 

「パーコール法を用いても、すべての染色体をXとYに選別することはできない」
「パーコール法によって染色体を選別できる明確な医学的根拠がない」
というのも事実でした。

 

しかし、
現在では衛星、安全面は問題ないとしてパーコール法は合法として広く産婦人科で行われています。
ただし、先にも言ったように、確実に染色体を分離させることができない以上、
女の子の妊娠を約束するものではないことは肝に銘じておきましょう

 

パーコール法は初産ではおすすめしない理由

 

パーコール法は子作り夫婦の方の中でも初産の方にはおすすめできません。
なぜなら、パーコール法を用いた産み分け方法は
通常の人工授精よりも妊娠する確率が下がるからです。

 

仮に女の子を妊娠できるX染色体を膣内に入れることができても、
自然に卵子と受精するかどうかは運任せとなります。

 

現在不妊症の気がある方にはこのパーコール法は行われていないのも事実です。
値段は体外受精に比べると一回につき2万円程度安いのですが、
妊娠する確率が低いため何度行っても妊娠にいたらない女性も大勢います

 

パーコール法を利用するときは、産婦人科の医師とよく相談をして、
一定回数試して駄目なら方法を変えるという考えを持っておいた方がいいでしょう。